歯周病予防に効果的な食べ物って?

歯周病の予防と聞くと、毎日の歯磨きや歯医者での定期検診を思い浮かべる方が多いと思います。それも大切ですが、普段食べるものにも気をつけることで、さらに歯周病の予防ができます。この記事では、歯周病の予防に効果的な食べ物についてご紹介します。

■歯周病の原因ってなに?

歯周病の一番の原因は、歯垢や歯石が歯茎に溜まってしまうことです。 歯の表面に付着するプラークは、粘着性の細菌の塊で、食べ物のカスや唾液によって作られます。プラークが歯茎に付着すると、炎症を引き起こし、歯周病の原因となります。さらに、プラークを放置すると、やがて固まって歯石と呼ばれる石のような物質に変化します。歯石は歯ブラシでは完全に落としきれないので、歯科医による専門的なクリーニングが必要です。歯石が歯茎に溜まると、歯周病が進行し、歯茎の後退や歯のぐらつきを引き起こすことがあります。
歯周病

■歯周病の予防に効果のある食べ物

カテゴリーごとの食べ物について、以下でご紹介します。
食べもの

【食物繊維がたくさん入っている食べ物】

食物繊維を多く含む食べ物を噛むと、唾液がたくさん出て、お口の中をきれいに保つ効果があります。また、食物繊維は免疫力を高めてくれるので、歯周病になるリスクを減らせます。
・りんご
・にんじん
・ブロッコリー
・ほうれん草
・セロリ

【免疫力が上がる果物】

ビタミンCやビタミンA、ビタミンEなどのビタミン類も免疫力を高める効果があります。免疫力が上がると、体が細菌に対する防御力を高めるので、歯茎が細菌から守られ、歯周病の予防につながります。
・オレンジ
・キウイ
・ブルーベリー
・クランベリー
・イチゴ

【質のいい脂を含んだ食べ物】

質のいい脂は体の炎症を抑えてくれたり、記憶力をサポートや脳の働きを良くしてくれて歯茎の炎症を抑えるのに役立ちます。これが結果として歯周病を防ぐことにつながります。
・サーモン
・アーモンド
・くるみ
・オリーブオイル

【カルシウムがたっぷり含まれた食べ物】

カルシウムは、歯や骨を強くしてくれるので、歯茎をしっかり守ってくれます。歯のエナメル質を強化することで、虫歯や歯周病を防ぐ助けになり、歯茎の骨もしっかり支えてくれるので、歯がぐらつくのを防いでくれます。
・ヨーグルト
・チーズ
・小魚
・豆腐

【抗菌作用がある食べ物】

抗菌作用のある食べ物を食べると、お口の中の細菌が増えるのを抑えられるので、歯周病の原因となる菌を減らしてくれます。そのおかげで、歯茎が健康な状態を保ちやすくなり、歯周病を防ぐことにつながります。
・玉ねぎ
・緑茶
・ニンニク
・シナモン

■精華町で歯周病治療ならやまむらデンタルクリニックへ

歯周病は、プラークが原因で歯茎に炎症を起こし、進行すると歯石になって歯茎にダメージを与えます。これを防ぐためには、普段の食事に予防効果のある食べ物を取り入れることが大切です。 例えば、食物繊維が豊富な食べ物は、噛むことで唾液が増えてお口の中をきれいに保つことができます。免疫力を高める果物は、体を守る力を強くし、質のいい脂を含んだ食べ物は歯茎の炎症を抑える助けになります。さらに、カルシウムを多く含む食べ物は歯や骨を強くし、抗菌作用のある食べ物は細菌が増えるのを抑えてくれます。 これらの食べ物を日常の食事に取り入れて、歯周病を防ぎ、健康な歯と歯茎を保っていきましょう。 精華町で歯周病治療ならやまむらデンタルクリニックまでご相談ください。
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